Solaris 10にBig Sisterをインストールしてみました。
RRDToolはCSWパッケージで導入済です。
他にもPerlモジュールがいくつか必要になりますが、足りないものはCSWパッケージでインストールしておきます。
前提Perlモジュールのインストール
GD
pkg-get -i pm_gdでインストールできます。
SNMP
これはucd-snmpを要求しているのですが、残念ながらCSWパッケージにはありません。
SNMP機器の監視が必要な場合はCPAN等を使ってインストールする必要があります。
net-snmpはCSWパッケージがあるので、pkg-get- -i pm_netsnmpでインストールしておきました。意味ありませんが 😛
LWP::UserAgent
libwww-perlのことなのでpkg-get -i pm_libwwwでインストールできます。
Crypt:SSLeay
pkg-get -i pm_cryptssleayでインストールできます。
URI
pkg-get -i pm_uriでインストールできます。
Net::SMTP
CSW版Perlには最初から入ってます(/opt/csw/share/perl/5.8.x/Net/SMTP.pm)。
Big Sisterのインストール
bsユーザ追加
# useradd bs
configure, make
configureオプションではperlのパスを指定できないため、PATH環境変数を設定してconfigureを実行し、/opt/csw/bin/perlが最初に見つかるようにします。
# env PATH=/opt/csw/bin:$PATH ./configure # make install
以上で/usr/local/lib/bs配下(default prefix)にインストールされます。
INSTALLドキュメントにも記載されていますが、agentのみ(install-agent)、serverのみ(install-server)といったターゲットを指定することもできます。
uxmon-net準備
/usr/local/lib/bs/adm/uxmon-netにDESCRで対象ホストの
DESCR features=unix,sysv,solaris localhost
それからuxmonがroot権限で動作するようにuxmon-asrootファイルを用意します。中身は空でOK。
# touch /usr/local/lib/bs/adm/uxmon-asroot
最初は無用なトラブルを避けるためにroot権限で動かしてしまいますが、最終的にrootで動かすかどうか、セキュリティ的な課題も含めて、カストマイズを進めてから決めるつもりです。
初期動作確認
とりあえずこの状態で起動してみますと
# /etc/init.d/bigsister start Starting Big Sister ... Monitor bsmon OK Server bbd OK Agent uxmon for runxmon-net
となりuxmonのところでだいぶ待たされた挙句、結局立ち上がってくれません。
x86のDebianに入れたやつはあっけなく動いたんですけどね…。
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