Jul 312014
 

Red Hat 7になって/etc/sysconfig/keyboardによる設定ではなくなりました。

仮想コンソールのキーボード設定はSystem Administrator’s Guideの1.2. Changing the Keyboard Layoutにあるように、localectlコマンドを使います。
今の設定を確認するにはstatusオプションを使います。

localectl status

指定可能なキーボードレイアウトはlist-keymapsオプションで確認できます。

localectl list-keymaps

例えばjp106キーボードに設定するにはset-keymapオプションを使って以下を実行します。

localectl set-keymap jp106

localectlコマンドで設定した結果は/etc/vconsole.confに保存されます(system-config-keyboardを使った場合も同様)。

ただ、この方法ですと物理コンソール(物理といってよいのかわかりませんが)のキーボードレイアウトは変わりません。
こちらは正確な情報が不明なのですが、kernelオプションで設定できるようなので、grub.cfgを変更してみました。
具体的には/etc/default/grubファイルのGRUB_CMDLINE_LINUXに指定されているvconsole.keymapを変更してgrub2-mkconfigを実行しています。

変更前

GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=centos/swap vconsole.font=latarcyrheb-sun16 rd.lvm.lv=centos/root crashkernel=auto  vconsole.keymap=us rhgb quiet"

変更後

GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.lvm.lv=centos/swap vconsole.font=latarcyrheb-sun16 rd.lvm.lv=centos/root crashkernel=auto  vconsole.keymap=jp106 rhgb quiet"

そしてgrub2-mkconfig実行。

grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

こうすることでkernelのコマンドラインオプションが変更され、初期の物理コンソールから指定したキーボードレイアウトを使用できるようになります。

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