Nov 212006
NICの全二重、100Mbps/1000Mbps等を固定化したい場合があると思います。
LinuxではNICのドライバモジュールのオプションで指定しておくか、ethtoolコマンドで設定することになります。
いずれの方法もドライバが対応している場合に限られますが。
後者のethtoolコマンドの場合、Red Hatでは/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*ファイルにオプションが予め用意されていて、ETHTOOL_OPTSを設定しておくとifup時に自動でethtoolコマンドを発行してくれるようになってます。
- Red Hat Enterprise Linux 4: リファレンスガイドの8.2. インターフェース設定ファイル
オートネゴをoffにして100M Fullにするなら
ETHTOOL_OPTS="autoneg off speed 100 duplex full"
1G Fullにするなら
ETHTOOL_OPTS="autoneg off speed 1000 duplex full"
といった具合になります(詳しくはman ethtool)。
/etc/rc.localに書くといった方法よりも、ifup時に毎度実行されるよう、ifcfg-*ファイルで設定しておくのが無難です。
ちなみにRed Hat EL3、EL5でも使えます。ドキュメントには記述が見当たりませんでしたが/sbin/ifupスクリプトを見た限りでは。
Debianだったら/etc/network/interfacesに書くのでしょう。
auto eth0 iface eth0 inet static pre-up /usr/sbin/ethtool -s eth0 autoneg off speed 100 duplex full address 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.0.254
Red HatはIPアドレスを設定する前にやってるので、それに習ってpre-upで設定してます。
Sorry, the comment form is closed at this time.