Aug 312008
 

Linuxカーネル2.6からコンソールメッセージをsyslog転送するためのnetconsoleという機能が提供されています。
シリアルコンソールが使えない場合や、データセンターに設置してあるサーバのコンソールメッセージを確認したり記録するのに便利かもしれません。

CentOS 5では

  • netconsole rcスクリプトを有効化する
  • /etc/sysconfig/netconsoleに転送先syslogホストのIPアドレスを記述する

だけで使えるようになってます。

netconsole rcスクリプトの有効化は以下です。追加パッケージのインストールなどは不要です。

# chkconfig netconsole on

/etc/sysconfig/netconsoleにはSYSLOGADDR=でsyslogホストのIPアドレスを指定します。
以下はIPアドレス192.168.0.1のsyslogホストに転送する場合の記述例です。

SYSLOGADDR=192.168.0.1

転送先syslogホストの準備が完了しているなら、あとはリブートもしくはservice netconsole startをおこなえばOK。

参考:
Linux Configure Netconsole To Log Messages Over UDP Network

 Posted by at 12:18 am  Tagged with:

Sorry, the comment form is closed at this time.