Jan 022009
 

ディスプレイをもたないDebian sidにリモートデスクトップで接続できるようxrdpをセットアップした。
とはいってもxrdpとvncserver、それに実際にデスクトップ環境として使うパッケージをインストールするだけ。

# aptitude install xrdp
# aptitude install vnc4server
# aptitude install gnome-session gnome-terminal metacity
# env -i /etc/init.d/xrdp start

これでWindows PCのリモートデスクトップ接続を使ってDebianに接続できるようになる。
xrdpは裏でsesmanというプログラムを使ってVNCサーバであるXvncを起動しているのだが、接続時の指定に従ってXvncの起動オプション、-geometryや-depthを変えてくれるので便利(デフォルト定義のSesman-Xvncを使う場合)。
また、xrdpはVNCサーバへのProxyのように動作し、xrdpまでの通信はRSAで暗号化されるようになっているため、VNCサーバに素で接続するよりも安全性が高い(たぶん)。

何より、gdm等のディスプレイマネージャやVNC接続をセットアップする方法よりも簡単だと思った。接続用クライアントもWindows標準のもので済むし。

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